種別 | 論文 |
主題 | 低品質骨材を使用したコンクリートの品質改善 |
副題 | |
筆頭著者 | 迫田恵三(東海大学海洋土木工学科) |
連名者1 | 小林一輔(東京大学生産技術研究所) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 133 |
末尾ページ | 136 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1.まえがき 近年、良品質河川骨材が枯渇し、多種多様の骨材が使用されるようになってきた。その結果、骨材がコンクリートの品質に及ぼす影響が問題となっている。従来、比重の小さい、吸水率の大きい低品質骨材を使用したコンクリートの品質については多数の報告がみられるが、その骨材を使用したコンクリートの品質改善についての報告は少ない。 そこで本研究では以上のような低品質骨材の有効利用を目的として、これらの骨材を用いて所要の品質のコンクリートを得るために、(1)高性能減水剤の使用、(2)鋼繊維の使用、(3)粗骨材、細骨材のどちらかに良品質骨材を使用、以上の方法について検討を行なったものである。 4.結論 本研究では比重が2.3〜2.4、吸水率が4〜6%の低品質の河川骨材や砕石を使用したコンクリートの品質改善を目的として実験を行なったが、得られた結果を要約すると以下の通りである。(1)高性能減水剤を使用することによって低品質骨材コンクリートの圧縮強度改善が可能である。(2)鋼繊維を使用して低品質骨材コンクリートの曲げ強度の改善が可能である。(3)粗骨材か細骨材のどちらかに良品質骨材を使用することによって、圧縮、曲げ強度、その他の性質の改善が可能である。 |
PDFファイル名 | 006-01-0034.pdf |