| 種別 | 論文 |
| 主題 | 急結剤を添加した場合の高炉セメントの凝結、硬化性状 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 近藤光明（新日鐵化学株式会社戸畑製造所セメント部） |
| 連名者1 | 冨沢年道（新日鐵化学株式会社技術研究所） |
| 連名者2 | 永渕強（新日鐵化学株式会社技術研究所） |
| 連名者3 | 近田孝夫（新日鐵化学株式会社本社セメント部） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 6 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 141 |
| 末尾ページ | 144 |
| 年度 | 1984 |
| 要旨 | 1.まえがき 近年、NATM工法における一次履工などに吹付けコンクリートが施工されるケ-スが増大している。 吹付けコンクリートに求められる性能は、急硬性、強度発現性、粉塵抑止性などが代表的であり特に、急硬性が重要視され、その観点から急結剤が使用される場合が多くなっている。 国内においても数種類の急結剤が市販されているが、それらの作用および特性については不明な点が多く、また普通ポルトランドセメント以外のセメントとの組み合わせについては報告がなされていない現状である。 筆者らは、高炉セメントの特性把握の一環として、急結剤を添加した場合の凝結、硬化性状について普通ポルトランドセメントと比較実験を行ない、その結果、同等あるいは優れた性状を有することが判明した。 本報告は、実験桔果を報告し、それについての若干の考察を加え、高炉セメントの特性に関する一資料を提供しようとするものである。 5.結論 普通ポルトランドセメントとの比較において、本実験範囲内では高炉セメントB種の方が急結剤の急硬作用に対して有利であり、また急結剤を添加した場合の強度発現性は大差ないと考えられる。 一方、急結剤の違いによって急硬性に差があるが、圧縮強度については材令によらす大差ないようであり急結剤の急硬作用と強度発現性に対する作用とは異なることが予想されるが、今後の検討課題であろう。 |
| PDFファイル名 | 006-01-0036.pdf |