種別 | 論文 |
主題 | コンクリート構造物の補修に関する基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 片脇清士(建設省土木研究所) |
連名者1 | |
連名者2 | |
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キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 213 |
末尾ページ | 216 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1.まえがき 損傷をうけたコンクリート構造物の補修方法を早急に確立することか社会的要請となっている。潮風や海からの波しぶきによって飛来した塩分が、コンクリート内部に浸透し鉄筋を腐食させる塩害もコンクリート構造物を損傷させる原因のひとつてある。このような塩害による損傷時の補修にあたってはコンクリート内部の鋼材腐食を長期的にかつ効果的に抑制し続けることが第一に重要である。このような観点から適切な補修設計や施工方法を行うための室内実験や実際の構造物への試験工事を実施しているところである。補修の基礎となる補修材料に関する材料試験のうち塗装材料についてその試験結果の一部を報告するものである。 5.まとめ コンクリート表面に塗膜を形成して内部鋼材の腐食の進行を抑制するために用いる塗装材料はすぐれた性能を示すものも多いが、その種類を膜厚によっては、塩素イオンや水分の遮断を効果的に行いえない場合があることが確かめられた。本試験では15種類の塗装系について材料試験を行い、各材料の特性を定量的に測定できたので、今後は補修設計時に必要性能に応じた合理的な材料選択が可能となったといえる。 |
PDFファイル名 | 006-01-0054.pdf |