種別 | 論文 |
主題 | レジンコンクリート添加剤の可使時間の推定について |
副題 | |
筆頭著者 | 山崎竹博(九州産業大学工学部) |
連名者1 | 宮川邦彦(九州産業大学工学部) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 353 |
末尾ページ | 356 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1.まえがき レジンコンクリートは結合材としての樹脂(レジン)と、増量材としての微粒充てん材および細・粗骨材とで組成される複合材料である。一般に、レジンには不飽和ポリエステル、エポキシ、フラン、フェノールなどの熱硬化性樹脂が使用可能であるが、我国では不飽和ポリエステル樹脂の使用例が多い。このようなレジンコンクリートと普通コンクリートの長短を概観すれば、レジンコンクリートは内部に水分を含まないため耐凍結融解性や耐酸性に優れている反面、硬化時に収縮することや物理的性質が温度に依存することなどの短所を持っている。 従って、20℃から30℃以下の温度で、補強材料を制限して耐久的用途に用いるならば、その実用的価値は十分に発揮できるものと考えられる。このような観点から、本研究では不飽和ポリエステルレジンコンクリートを対象に、配合設計にまず必要なレジンの添加剤配合比と硬化時間および力学的性質との関係について考察した。 5.結論 1)レジンモルタルの硬化時間推定式は式-6のように求められたが、レジンコンクリートも含む一般式には、材料の相異による係数α1、硬化状態を表わす係数α2、添加剤の性質を表わす係数a1、a2、a3、a4を用いた式-9の表示が適切と考えられる。 2)硬化時間の温度による修正は式-8で行うことができる。 3)硬化時間は硬化促進剤配合比で調節することが好ましい。 |
PDFファイル名 | 006-01-0089.pdf |