種別 | 論文 |
主題 | 含水骨材を使用したレジンコンクリートの強度改善策 |
副題 | |
筆頭著者 | 大浜嘉彦(日本大学工学部) |
連名者1 | 浜津正美(日本大学大学院) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 357 |
末尾ページ | 360 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1.はじめに レジンコンクリートは、セメントコンクリートと比較して、速硬性であり、且つ、高強度を有し、水密性、耐薬品性、接着性に優れるなど、数多くの長所を持つ材料てあり、現在、土木、建築分野で、その用途を拡大しつつある。一般に、レジンコンクリートの製造に含水骨材を使用した場合、著しい強度低下を引き起こすため、乾燥骨材が使用される。しかし、レジンコンクリートの製造に合水骨材が利用できれば、骨材の乾燥工程を省くことができ、製造コストの低廉化が可能となるばかりでなく、現場施工する場合の骨材の入手及びその管理が容易になる。そこで、本研究では、ポリエステルレジンコンクリート及びポリメタクリル酸メチルコンクリートの圧縮強度に及す骨材含水率の影響を検討し、水分吸着材としてゼオライト及びセメント、シランカップリング剤及び鋼繊維を混入して、含水骨材を使用したレジンコンクリートの強度改善を図ろうとするものである。 5.結論 (1)一般に、レジンコンクリートの圧縮強度は、骨材含水率に著しく影響される。 (2)UP-RECではゼオライト及びセメント、PMMA-RECではゼオライトのような水分吸着材による充てん材の代替、シランカップリング剤の添加及び鋼繊維の混入によって、含水骨材を使用したUP-REC及び、PMMA-RECの圧縮強度は、大幅に改善される。 |
PDFファイル名 | 006-01-0090.pdf |