種別 | 論文 |
主題 | 実橋のひびわれ及び鉄橋の腐食状況調査 |
副題 | |
筆頭著者 | 谷内田昌熙(国鉄構造物設計事務所) |
連名者1 | 石橋忠良(国鉄構造物設計事務所) |
連名者2 | 長田晴道(国鉄構造物設計事務所) |
連名者3 | 佐藤勉(国鉄構造物設計事務所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 433 |
末尾ページ | 436 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1.はじめに コノクリ-ト構造物の設計においては、一般に設計荷重時に対して許容応力度以下におさえることで破壊及び耐久性についての安全を確保している。しかし、最近では構造物の終局・使用・疲労限界についてそれぞれ検討を行なう限界状態設計法が採用されつつある。本報告は、使用限界状態の検討として、コンクリートのひびわれを鉄筋の腐食にともなう耐久性の低下として関連づけ、ひびわれ制御のための設計を明らかにすることを目的とする。なお、本報告はコンクリート橋の実態調査結果に基づき、既応の研究との適応について分析したものである。また、ひびわれとしては曲げひびわれを扱ったものである。 6.結論 鉄筋コンクリート鉄道橋29橋についてのひびわれ調査により、ひびわれ及び鉄筋の腐食性状について以下の事柄がいえる。 ・曲げによるひびわれにおいて、最大ひびわれ幅は平均ひびわれ幅のほぼ1.9倍で代表することができる。 ・角田式において、乾燥収縮の影響としてεφ=-300×10-6を計算に考慮することにより、実測値が計算値を超える確率が30%程度に対応する。 ・許容ひびわれ幅をかぶりの関数として決める方法は、調査結果を比較的良く説明できるが、構造物の耐用期関を考慮して決める必要がある。 |
PDFファイル名 | 006-01-0109.pdf |