| 種別 | 論文 |
| 主題 | 鋼繊維混入鉄筋コンクリート柱のせん断耐力に関する実験的研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 永坂具也（東海大学工学部） |
| 連名者1 | 柳瀬高仁（佐藤工業中央研究所） |
| 連名者2 | 安藤充（東海大学大学院） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 6 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 521 |
| 末尾ページ | 524 |
| 年度 | 1984 |
| 要旨 | 1.序 鋼繊維補強コンクリート(SFRC)は、普通コンクリートに比べ引張強度が高く、ひび割れ抵抗性靭性に富んだ複合材料である。 近年、SFRCを構造部材へ適応する研究が種種行われているが、本研究もその一つで、この優れた材料持性を反映する上で特に効果的と考えられる鉄筋コンクリート短柱に適応して、そのせん断耐力に及ぼす鋼繊維の混入効果を模型実験を通じて定量的に検討し、その効果を評価するせん断耐力式を提案したものである． 5.まとめ 鋼繊維の混入は、せん断耐力、帯筋降伏時耐力最大耐力に対してVfによってほぼ直線的に増大することが認められた。一方、鋼繊維の混入量と帯筋量との相乗効果は認められず、それぞれの効果は独立で帯筋降伏後も鋼繊維はせん断力に抵抗できるとの結果を得た。これにより鋼繊維混入鉄筋コンクリート短柱のせん断耐力式提案を試みた。しかしこの提案式は．b×D=20×20cm、h0/D=3.0の短柱で、帯筋量が比較的小さく、鋼繊維が0.25×0.5×25mmのクリンプ状を使用したものによっており、その他の部材寸法や、鋼繊維については修正されていな。この点を今後の課題として考える。 |
| PDFファイル名 | 006-01-0131.pdf |