| 種別 | 論文 |
| 主題 | 鋼繊維を用いた鉄筋コンクリートはりのせん断挙動に関する実験的研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 坂井正美（日本鋼管技術研究所） |
| 連名者1 | 重信恒雄（横浜国立大学工学部） |
| 連名者2 | 佐藤康雄（横浜国立大学工学部） |
| 連名者3 | 中村信行（日本鋼管技術研究所） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 6 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 525 |
| 末尾ページ | 528 |
| 年度 | 1984 |
| 要旨 | 1.はじめに 鋼繊維(S F)を鉄筋コンクリート(RC)部材に混入することによって、はりのせん断耐力が向上することは、すでにいくつかの報告で示されている。しかし、これまでの研究では極めて定性的な段階にとどまっており、その基本的な挙動にも不明な点が多い。また鋼繊維補強コンクリート(SFRC)の材料としての力学的特性は、近年かなり定食化できるところまで進んできたものの、部材段階での研究資料はいまだ不十分である。そこで本研究はSFの種類(形状・材質)・混入率、せん断スパン比さらにはせん断補強筋との組合せが、はりのせん断耐力、変形性状および破壊性状とどのような関連性を有するかを検討するため、実験的に研究したものである。 4.むすび 本実験の結果、次のことが明らかとなった。(1)SFの種類によるせん断挙動の違いは、部材寸法の効果を割引いたとしても、SFRCの曲げ挙動ほど明確でない。(2)SFの混入により、せん断亀裂耐力は上昇し、混入率にほゞ比例する。一方最大耐力は亀裂発生パタ-ンに支配されるものの、総体的にはかなり上昇し、しかも靭性(部材角約1／40までの吸収エネルギ-)は大きく増加する。 |
| PDFファイル名 | 006-01-0132.pdf |