種別 | 論文 |
主題 | 鉄筋コンクリート造立体柱・梁接合部の挙動に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | HALIM joshie K.(東京大学大学院) |
連名者1 | 今村晃(東京電力原子力建設部) |
連名者2 | 小谷俊介(東京大学工学部) |
連名者3 | 青山博之(東京大学工学部) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 6 |
号 | 0 |
先頭ページ | 657 |
末尾ページ | 660 |
年度 | 1984 |
要旨 | 1 序 接合部のせん断補強を全補強としたスラブ付き立体柱・はり接合部試験体に対する1方向及び2方向水平加力実験から、接合部内の主筋の歪分布と付着応力分布について検討し、柱軸力や2方向加力が接合部内の鉄筋の付着劣化に及ぼす影響を考察する。なお、本実験は、継続して行なわれて来た立体柱・梁接合部の実験(文献1、2)の一部である。 4 結び 立体柱・梁接合部内の梁主筋の平均付着応力度は繰り返し載荷によって低下する。しかし、2方向加力時の接合部内のコンクリートは付着によって、梁より伝達された2軸応力を受けて、コンクリートの応力状態が厳しくなるために、梁主筋の付着応力伝達能力が1方向加力時より著しく低下する。 2方向水平加力において、1方向に強制変位を加えてその変位振幅を保ちながら直交方向に強制変位を加えた場合、最初の加力方向の荷重が低下するにも拘らず、接合部内の主筋およびせん断補強筋の負担する応力が増大する。特に柱ではこの現象が顕著だった。 |
PDFファイル名 | 006-01-0165.pdf |