種別 | 論文 |
主題 | 乾燥収縮を受けたケミカルプレストレストコンクリート梁の曲げ特性 |
副題 | |
筆頭著者 | 辻幸和(群馬大学工学部) |
連名者1 | 丸山久一(長岡技術科学大学工学部) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 33 |
末尾ページ | 36 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき 機械的なプレストレスに代わり、ケミカルプレストレスを利用することによってもRC部材のひびわれ制御が可能なことを著者らは従来より提唱しており、既にヒューム管やボックスカルバートなどの工場製品には、このような考え方に基づくケミカルプレストレスの積極的な利用がなされている。しかし、これらの製品は最終的に地中に埋設されるものが大半であるため、ケミカルプレストレストコンクリート(CPC)部材が乾燥収縮を受けた場合の力学的性状についての実験結果はほとんど報告されていない。 本研究は、所定の養生によりケミカルプレストレスを導入したCPC梁を、恒温恒湿室で乾燥させた後に載荷試験を行って求めた曲げひびわれ発生モーメント、曲げひびわれ幅、たわみ、および破壊荷重について通常のRC梁と比較し、ケミカルプレストレスの効果を検討した結果を報告するものである。 8.結論 断面の形状寸法、鉄筋の配置方法および乾燥期間を変化させたケミカルプレストレストコンクリート(CPC)梁の曲げ載荷試験の結果を報告した。乾燥を受けるとCPC梁の曲げひびわれ発生モーメント、曲げひびわれ幅およびたわみの特性は、RC梁と同様に低下するが、材令初期に導入したケミカルプレストレスに相当する分だけRC梁に比べて曲げ特性が向上していることが認められた。 |
PDFファイル名 | 007-01-0009.pdf |