種別 | 論文 |
主題 | 化学法とモルタルバー法に関する一考察 |
副題 | |
筆頭著者 | 岡田清(京都大学工学部) |
連名者1 | 水元義久(阪神高速道路公団工務部) |
連名者2 | 小野紘一(鴻池組本社土木技術部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 157 |
末尾ページ | 160 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき アルカリ骨材反応によるコンクリート構造物の被害を防止するため、我国では、これから使用しようとする骨材が有害かどうかを、 (1)顕微鏡による観察や粉末X線回折による岩石学的な試験 (2)化学法(ASTM C289)による反応性の試験 (3)モルタルバー法(ASTM C227)による膨張性の試験 等によって、検討されだした。 しかしながら、これらの試験結果による合否は、必ずしも実害の有無の裏付けが取れているわけでもなく、試験方法そのものにも問題点を内蔵している。例えば、化学法で有害でもモルタルバー法では膨張しなかったり、モルタルバー法そのものが手間と時間がかかる上に、試験方法(例えば、等価アルカリ量や反応性骨材含有率)によって膨張量に差が生じる。とはいえ、現状では他に有効な方法もなく、骨材の反応性の合否はこれらの試験方法に依存しているのが実情である。 このような背景から、実際に使用されている骨材に対して実施した化学法とモルタルバー法の試験結果の相関を検討するとともに、これらの結果と実構造物のひびわれ状況との対比をも試みた。 |
PDFファイル名 | 007-01-0040.pdf |