種別 | 論文 |
主題 | 各種フライアッシュ-普通ポルトランドセメント-水系オートクレーブ養生 |
副題 | |
筆頭著者 | 笠井芳夫(日本大学生産工学部) |
連名者1 | 松井勇(日本大学生産工学部) |
連名者2 | 長野基司(日本大学生産工学部) |
連名者3 | 蒿英雄(竹中工務店技術研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 201 |
末尾ページ | 204 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.はじめ 現在、オートクレーブ養生に使用されている材料には、石灰、シリカ、ポルトランドセメント、一部高炉水砕スラグなどがある。本論文は、シリカ分としてフライアッシュを用いたフライアッシュ-普通ポルトランドセメント-水系のオートクレープ養生に関する実験研究をとりまとめたものである。 シリーズIでは、2種のフライアッシュFA、FBを用いてオートクレーブ養生条件を一定とし、フライアッシュ(F)と普通ポルトランドセメント(C)の調合を変えて実験し、強度からみた最適調合を求めた。シリーズIIでは13種類の品質の異なるフライアッシュを用いて、オートクレーブ養生条件を変えて実験し、それらが強度におよぼす影響を明らかにした。 4.まとめ フライアッシュをオートクレーブ製品へ利用するため、フライアッシュ-普通ポルトランドセメント-水系オートクレープ養生の最適調合を求め、次に13種類のフライアッシュについて養生条件を変えて強度試験を行った。本実験の範囲で次のことが言える。 (1)F-C-W系オートクレーブ硬化体の最適調合は、F:C=50:50となった。 (2)規格品フライアッシュは、養生温度を160℃から180℃と上げても圧縮強度の増加は見られないが、200℃になると急激に大きくなり、養生温度200℃で規格外品に比し強度が大きい。これらの理由については更に検討を要する。 |
PDFファイル名 | 007-01-0051.pdf |