種別 | 論文 |
主題 | 鋼繊維混入による軽量コンクリートの耐凍結融解性能の改善 |
副題 | |
筆頭著者 | 石田裕哉(岐阜大学大学院) |
連名者1 | 岩瀬裕之(岐阜大学工学部) |
連名者2 | 六郷恵哲(岐阜大学工学部) |
連名者3 | 小柳洽(岐阜大学工学部) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 237 |
末尾ページ | 240 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき 本研究は、耐凍結融解性能が普通コンクリートに比べて劣っている軽量コンクリートを対象に選ぶことによって、コンクリートの耐凍結融解性能の改善に及ぼす鋼繊維混入の効果の程度とマトリックスの強度・鋼繊維の寸法と混入量といった改善に適した条件とを、通常の凍結融解試験(300サイクル)によって比較的短期間に明らかにすることを目的としたものである。また同時に軽量骨材あるいは供試体の乾燥による軽量コンクリートの耐凍結融解性能の改善効果について検討した。 4.まとめ 鋼繊維の混入によってコンクリート、特に軽量コンクリートの耐凍結融解試験性能を改善するには、鋼繊維の直径を小さくして鋼繊維の付着面積を増加させたりマトリックスの強度を高めたりする方法により鋼繊維とマトリックスとの付着を高めることが重要なことが明かとなった。 圧縮強度が700kgf/cm2程度の高強度軽量コンクリートにφ0.3×18mmの鋼繊維を0.5%以上混入した場合には、耐久性指数は80%以上となった。 |
PDFファイル名 | 007-01-0060.pdf |