| 種別 | 論文 |
| 主題 | ポンプ圧送時のコンクリートの変形性に関する基礎的研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 大西精治（東京大学大学院） |
| 連名者1 | 橋本親典（東京大学大学院） |
| 連名者2 | 原田健二（日曹マスタービルダーズ） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 7 |
| 号 | 1 |
| 先頭ページ | 325 |
| 末尾ページ | 328 |
| 年度 | 1985 |
| 要旨 | 1.はじめに コンクリートポンプ工法は、工期の短縮・省力化等に多大な効果をもたらし、今やコンクリートの施工には欠くことのできない存在となっている。しかし、コンクリートのポンプ圧送性を重視するあまり、単位水量や単位セメント量を増すなどして、コンクリートの耐久性に悪影響を及ぼしていると思われる。 本研究は、コンクリートのポンプ圧送性のなかで最も重要であると思われる変形性(管内閉塞を起こさないための性質)に着目し、 1)コンクリートの変形性を定量的に表すことのできる試験方法を提案し、その妥当性を確認する。 2)コンクリートをモデル化し、変形性の支配的要因および閉塞条件を明らかにする。 という2点について述べたものである。 5.おわりに 本研究により明らかになったことは、以下の3点である。 1)本研究で提案した変形性試験により、コンクリートの変形性を定量的に表すことが可能である。 2)G/Mの増加とともにコンクリートの変形性は徐々に悪くなり、限界G/Mを超えると急激に悪くなる。 3)粗骨材の種類(比表面積)により、限界G/Mは異なり比表面積が大きい程必要最小モルタル量も大さい。 今後、以下の4点の研究が望まれる。 1)ピストン速度がコンクリートの変形性に及ぼす影響 2)モルタルの性質がコンクリートの変形性に及ぼす影響 3)限界G/M近傍のコンクリートの変形時におけるモルタルと粗骨材の挙動の解明 4)管径、管の種類(水平管、垂直管、ベント管、テーパ管)とコンクリートの変形性との関係 |
| PDFファイル名 | 007-01-0082.pdf |