| 種別 | 論文 |
| 主題 | 鉄筋コンクリート造有開口耐震壁の補強効果に関する実験的研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 町田亘寛（熊谷組 原子力開発室） |
| 連名者1 | 北山茂樹（熊谷組 原子力開発室） |
| 連名者2 | 清水猛（熊谷組 原子力開発室） |
| 連名者3 | 林徹（熊谷組 原子力開発室） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 7 |
| 号 | 1 |
| 先頭ページ | 385 |
| 末尾ページ | 388 |
| 年度 | 1985 |
| 要旨 | 1.はじめに 開口のある鉄筋コンクリート(以下、RCと呼ぶ)造耐震壁において、従来から開口補強として斜め筋が用いられているが、高配筋の耐震壁では補強筋が相互に干渉し、施工性に難点がある。斜め筋の代用としてのリング筋は、黒正らの有孔ばりの実験により、その効果が報告されているが、開口耐震壁に適用した例は少ない。そこで、リング筋により開口補強した単一の円形開口を有するRC造耐震壁試験体にて、リング筋の補強効果を把握する実験を行った。本報告は、その実験結果について検討したものである。 6.結論 リング筋補強は、終局せん断耐力の面において、あまり寄与しないが、ひびわれ幅拡大抑制には有効であるという結果になった。また、終局せん断耐力推定式(1)式に、破壊線を考裏した開口補強の効果や縦筋のダボ効果を考慮し、累加して求めた計算値は、実験値と良好な一致を示した。更にF.E.Mによる解析により、リング筋等により開口補強された有開口壁の耐震性状を定量的に把握することができた。 |
| PDFファイル名 | 007-01-0097.pdf |