種別 | 論文 |
主題 | ビデオ・プロセッサーによるひびわれのデータ処理方法に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 大久保全陸(九州芸術工科大学芸術工学部) |
連名者1 | 塩屋晋一(九州芸術工科大学芸術工学部) |
連名者2 | 谷道哲也(九州芸術工科大学大学院) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 437 |
末尾ページ | 440 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき 鉄筋コンクリートの部材実験で観測されるひび割れをディジタル量に変換して整理し、これを分析・活用することを目的として研究を進めている。ひび割れが写真やスケッチ等の形で得られている場合に、これをデータ処理する手法については、既に分析結果も例示して発表した。 本報告では、試験体表面のひび割れをビデオカメラとパソコンを使って、実験中に直接画像処理する手法について、実験結果を基に、主として、画像収録時の技術的問題点と収録画像のパターン認識上の問題点を中心に検討を行う。 なお、本研究で使用した画像処理装置の構成については、既報の文献2を、また、本報告で対象とした柱の破壊実験(図1)の詳細については、文献3を参照されたい。 6.結び ビデオ・プロセッサーを用いて、実験中にひび割れを直接画像処理してデータ収録する手法について検討を行った。 その結果、実施例からもわかるように、本手法によってひび割れをディジタル量に変換して、定量的に扱うことがほぼ可能となった。今後は、既報の文献1に示したディジタイザーを用いる方法と並行してデータ収録を行い、ひび割れの定量分析を行うとともに、力学的な諸量との結び付けを目指し、ひび割れデータの活用方法を検討していきたいと考えている。 |
PDFファイル名 | 007-01-0110.pdf |