種別 | 論文 |
主題 | 鉄筋のダウエル作用による変形性状について |
副題 | |
筆頭著者 | 古内仁(北海道大学工学部) |
連名者1 | 角田与史雄(北海道大学工学部) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 509 |
末尾ページ | 512 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき 鉄筋のダウエル作用(ダボ作用)は、コンクリート構造物の耐荷挙動を極めて複雑にしている要因の一つである。本研究は、鉄筋にダウエル作用が起ったときの鉄筋および鉄筋周囲のコンクリートの変形など、その力学的性質を実験によって調べたものである。 4.まとめ 以上に得られた主な結果をまとめれば、次のとおりである。 (1)鉄筋のダウエル力に抵抗するコンクリートの有効断面は、鉄筋のごく近傍に限られる。 (2)断面幅が異ってもダウエルひびわれ発生荷重はほとんど変らないが、終局耐力は断面幅が大きいほど大きくなる。 (3)ダウエル作用による変形は、ダウエル力が小さい範囲ではほぼ弾性的であるが、ひびわれ発生後は非線形性を示し、特に破壊直前には強い非線形性を示す。 (4)上記の変形性状は、弾性床上ばりと、それを非線形に修正した力学モデルによってほぼとらえることが可能である。 |
PDFファイル名 | 007-01-0128.pdf |