種別 | 論文 |
主題 | 多点荷重を受けるRC梁のせん断性状に関する基礎的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 岩崎英徳(長岡技術科学大学大学院) |
連名者1 | 丸山久一(長岡技術科学大学工学部) |
連名者2 | 吉田武(長岡技術科学大学大学院) |
連名者3 | 石橋忠良(国鉄構造物設計事務所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 513 |
末尾ページ | 516 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.まえがき RC梁のせん断耐荷機構は複雑であり、破壊に関与する因子の定量化は困難をきわめる事が従来から指摘されている。それらの報告は専ら対称2点載荷による実験から得られたものであって、群杭支持されたフーチングや地中梁及び格子桁構造をとるものに関する検討はなされていない現状である。 本研究は多点集中荷重を受けるRC単純染のせん断性状を調査することを目的とし、同一断面形状・寸法の供試体に対してスパン中央に対称に4点および6点の集中荷重の載荷を行い、ひびわれパターン、ひびわれ幅、せん断耐力破壊形態から梁の挙動を検討した。 5.結論 本研究で得られた知見をまとめると次のようになる。 (a)1載荷点についてのせん断スパン比が0.56〜3.33の範囲でいくつかの荷重が加わるとき、梁の斜めひびわれ発生荷重、せん断耐カの算定には、荷重群の重心位置をせん断スパンとして既往の算定式を用いても良いが、各載荷点の位置に注意する必要がある。 (b)ひびわれ幅を整理することにより、多点荷重を受ける梁についても残存アーチの存在が認められた。 (c)簡易的な合圧縮力線を求めることにより、斜めひびわれ挙動の一部を知ることができた。 |
PDFファイル名 | 007-01-0129.pdf |