種別 | 論文 |
主題 | 多点荷重を受けるはりのせん断耐力に関する一考察 |
副題 | |
筆頭著者 | 石橋忠良(国鉄構造物設計事務所) |
連名者1 | 斉藤啓一(国鉄構造物設計事務所) |
連名者2 | 丸山久一(長岡技術科学大学建設系) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 517 |
末尾ページ | 520 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.はじめに せん断補強鉄筋を配置しない鉄筋コンクリートはり(以下、はりという)に、2点集中荷重を載荷させた場合のせん断耐カに関しては、従来から数多くの実験的研究が行なわれ、比較的精度のよいせん断耐力算定式も提案されている。 しかし、実構造物における荷重は、多点あるいは分布荷重であることが多く、これらの荷重に対するはりのせん断耐力の算定手法は、非常に重要であるにもかかわらず、必ずしも明確にされているとは言いがたいのが現状である。 本研究は、同一断面形状・寸法のはりに、4点集中荷重および6点集中荷重を載荷し、それぞれ載荷荷重中心間距離を変化させた場合の実験結果より、多点集中荷重を受けるはりのせん断耐力算定手法を求め、さらに、既往の等分布荷重を受けるはりの実験的研究について、本手法を適用することを試み、良好な結果が得られたので報告するものである。 4.まとめ せん断補強鉄筋を配置しない鉄筋コンクリートはりの多点並びに、分布荷重を受ける場合のせん断耐力算定手法を提案し、4点および6点集中荷重載荷実験、並びに既往の等分布荷重載荷実験によりその妥当性を示した。なお、せん断スパン高さ比の小さい領域でのせん断耐力算定式及びせん断スパンのとり方については、さらに検討を加え精度をあげる必要があると考えている。 |
PDFファイル名 | 007-01-0130.pdf |