種別 | 論文 |
主題 | 異形鉄筋を用いたアンカーボルト定着型深礎基礎の力学性状 |
副題 | |
筆頭著者 | 坂本傑(住友金属工業中央技術研究所) |
連名者1 | 山崎章(住友金属工業製鋼品条鋼技術部) |
連名者2 | 高田啓一(住友金属工業中央技術研究所) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 593 |
末尾ページ | 596 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1.緒言 アンカーボルト定着型基礎は建築構造物を始めとして、多くの使用例がある。筆者等は例えば図1に示す鋼管トラス送電鉄塔のごとく、引揚力の卓越する大形の深礎基礎を対象として、アンカーボルト(以下、A.Btと略す)材に従来の丸鋼に代わり、コンクリート付着力の優れる異形鉄筋を使用した新しい構造形式の可能性を検討している。 異形鉄筋のコンクリート付着力を利用することにより、軸方向剛性の向上といった力学性能、支圧用アンカーフレームの撤廃といった経済性、施工性の向上が期待でき、また、H.T材の適用により軽量化も計れる。ここでは、上記新形基礎の基本的な力学性能を明らかにする目的で、異形鉄筋の群定着効果に着目して実施した縮尺1/2.7モデル実験結果について述べる。 5.結言 異形鉄筋を用いたアンカーボルト定着型基礎の引抜実験およびモデル解析を行ない次の結論を得た。 (1)本定着構造は、日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準」に準拠し、かつアンカーボルトに(3)式で与えられるアンボンド長を設けることにより、アンカーフレームを撤廃しても十分な定着性能を有する。 (2)本定着構造で力学性能上重要となるアンカーボルトのアンボンド長およびフープ筋の設計法を提案した。 |
PDFファイル名 | 007-01-0149.pdf |