| 種別 | 論文 |
| 主題 | RC柱・はり外部接合部におけるはり主筋の定着性能に関する実験的考察 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 角徹三（豊橋技術科学大学建設工学系） |
| 連名者1 | 中田信治（豊橋技術科学大学大学院） |
| 連名者2 | 大山哲（豊橋技術科学大学大学院） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 7 |
| 号 | 1 |
| 先頭ページ | 617 |
| 末尾ページ | 620 |
| 年度 | 1985 |
| 要旨 | 1.序論 RC架構の柱および、はり部材の耐震性が向上したことにより、柱はり接合部が地震時の架構の相対的弱点として注自されるようになり、この部分の合理的な設計法の確立が急がれている。 激震時の接合部設計の要点は、これに連らなる部材の曲げ降伏前はもちろんのこと降伏後の交番繰返し荷重下でも接合部のせん断破壊や主筋の過度の定着劣化か起らず、部材端ヒンジのエネルギー吸収能力を確保・維持させることにある。また、外部接合部は内部接合部に比べて作用せん断カが半減する反面,はり主筋の定着方法が多種・多様となり、その良否が接合部の耐力に大きく影響するため、独自の検討が必要である。上記のことをふまえ、本研究でははり主筋の定着方法を実験パラメータとしてRC柱・はり外部接合部の交番繰返し載荷試験を行い、定着性能を詳細に検討した。 4.結論 本実験より得られた知見を要約すると、1)外部接合部のはり主筋の有効な定着のためには、総定着長とのみ込み長との両者を勘案する必要がある。2)のみ込み長さが比較的短かい場合、接合部外側のフープ筋も接合部の剛性確保に有効である。3)接合部のせん断力に抵抗するコンクリートの幅ははり側柱筋から曲げ下げ定着筋の余長部までの距離を採るべきである。4)はり筋の接合部からの抜け出し量は定着の良否にかかわらず無視できない。 |
| PDFファイル名 | 007-01-0155.pdf |