種別 | 報告 |
主題 | 軽量コンクリート海洋構造物の施工時重量管理に関する考察 |
副題 | |
筆頭著者 | 村山八洲雄(鹿島建設技術研究所) |
連名者1 | 田沢雄二郎(鹿島建設技術研究所) |
連名者2 | 縫島健一(鹿島建設土木設計本部) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 7 |
号 | 1 |
先頭ページ | 693 |
末尾ページ | 696 |
年度 | 1985 |
要旨 | 1はじめに 石油掘削用のコンクリート・フラットフォーム(以下、CPFと呼ぶ)は乾ドックで建造し、オフショアの目的地まで曳航して沈設するものが殆んどである。そのため施工時に厳しい重量管理を要求される場合が多い。この種のCPFには普通コンクリートに比べて品質管理の難しい、低吸水軽量骨材を用いた高強度軽量コンクリートが使用される場合が少なくない。また図-1に示すように、構造形態として非常に多くの部材で構成されるのがその特徴である。そのため、全体重量の誤差についてシステム的な検討を行い、これに立脚した効果的な重量管理を行うことが必要になっている。 そこで本報告では、従来必ずしも明確にされていなかった、?体重量とこれに影響を及ぼす各要因の関係を考察し、この種の構造物の施行で重点的に管理すべき事項を明らかにした。?体の重量誤差に影響を及ぼす各要因は、設定値に対するかたよりとばらつきという2面性を有している。また、?体重量の許容誤差としては、1%程度の値が企業者側から望まれている。そのためここでも、これらを念頭において考察することとした。 5あとがき 石油掘削用プラットフォームの上載設備分野では、重量管理の良し悪しが全体コストに敏感に影響することが認識されてきている。そのため実際のプロジェクトにおいて、重量管理技術者に権威をもたせようとする動きがある。このような趨勢にあって、CPF躯体でもより精度の高い、重量管理が要求されるであろう。 |
PDFファイル名 | 007-02-0174.pdf |