種別 | 論文 |
主題 | マスコクリートの有効弾性係数に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 青景平昌(フジタ工業) |
連名者1 | 伊藤祐二(フジタ工業) |
連名者2 | 渡辺直樹(フジタ工業) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 9 |
末尾ページ | 12 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき セメントの水和熱による温度応力は、ひびわれ発生原因の一つとしてマスコンクリート施工の主要な検討項目の一つになっている。しかし、温度応力の予測計算に用いる若材令時の有効弾性係数あるいはクリープ係数には不明な点が多く、計算精度向上の阻害要因となっている。そこで本研究は、室内実験および現場計測データにもとずき、マスコンクリートの有効弾性係数を定量的に評価し、さらにこの結果を用いて計算した温度応力を実験結果と比較検討し、その予測計算への適用性について考察したものである。 6.まとめ 室内実験およぴ現場計測データより、有効弾性係数を検討し、この結果を用いて室内試験の場合の温度応力を計算し実測値と比較した。その結果、本研究の範囲において次のことが言える。 1)無次元化した有効弾性係数(Ee/Ec28)は、設定した3つの区間においてほぼ一定と考えられた。Ee/Ec28の平均値は(1)区間で0.19、(2)区間で0.51および(3)区間で0.27であった。 2)前述の有効弾性係数を用いて計算した温度応力は、温度下降速度が大きく異なる場合でも、実測値と良く一致した。 |
PDFファイル名 | 008-01-0003.pdf |