種別 | 論文 |
主題 | 被覆材によるアルカリ骨材反応の抑制 |
副題 | |
筆頭著者 | 武吉理夫(日本ペイント) |
連名者1 | 野田和明(関西ペイント) |
連名者2 | 多記徹(大日本塗料) |
連名者3 | 片脇清士(建設省) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 105 |
末尾ページ | 108 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき 近年コンクリートの劣化が大きな社会問題となっているが、その原因の1つにアルカリ骨材反応(以下アル骨反応と略す)がある。アル骨反応は、骨材中の反応性シリカとコンクリートに含まれるアルカリが反応することにより、生じた生成物が吸水して膨張し、コンクリートにひびわれ等を生じさせる現象と言われている。 反応性骨材が使用されている既設コンクリート構造物の長期にわたる耐久性を確保するためには、アル骨反応をできるだけ効果的に抑制することが必要である。本報告はコンクリートの表面被覆によりアル骨反応を抑制できることの確認や、適切な被覆材とその塗装システムの選定に関する研究を行ったものの一部である。 4.まとめ (1)遮水性、遮塩性、および柔軟性の各性能を被覆材ごとに把握できた。 (2)これらの被覆材を塗装し水分を遮断することでアル骨反応を予防できることかわかった。 (3)塗装供試体はすべてひびわれ発生はなく、被覆材の種類による差が出るには至っていない。 以上の結果をもとに、各塗料の破断のび率と透湿度との関係を図-3に示した。ひびわれの発生したコンクリート供試体を補修するための10種の塗装系を選定した。 |
PDFファイル名 | 008-01-0027.pdf |