種別 | 論文 |
主題 | 若材令時の衝撃振動がコンクリートの物性に及ぼす影響 |
副題 | |
筆頭著者 | 福留和人(間組) |
連名者1 | 喜多達夫(間組) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 337 |
末尾ページ | 340 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき 著者らは、昨年、若材令時の一時的な静的荷重が硬化後のコンクリートの物性に及ぼす影響について報告した。一方、若材令時の外力の影響については、静的荷重だけでなく、振動のような動的荷重の問題もある。これらの中で、交通振動のような定常振動の影響については、いくつか研究もなされデークも得られている。しかしながら、発破振動や杭打ち振動のような衝撃振動の影響については、ほとんど研究がなされておらず、データも不足しているのが現状である。そこで、今回は、衝撃振動の影響に問題を絞り、実際のトンネル現場において発破振動を与える現場実験と室内において模擬振動を与える室内実験を実施した。ここでは、今回得られた結果とそれに対する若干の考案について報告する。 4.まとめ 本実験の結果をまとめると次のようになる.(1)現場実験では、材令4時間で振源から50mの位置で振動を受けた場合に若干強度低下が生じた。(2)付着強度は、圧縮・引張強度ほど影響がない。(3)室内実験では、振動を与える材令、振動回数に関係なくすべての場合で基準強度を上回った。 |
PDFファイル名 | 008-01-0085.pdf |