種別 | 論文 |
主題 | 多軸拘束を受ける膨張コンクリートの複合モデル |
副題 | |
筆頭著者 | 先村律雄(長岡技術科学大学) |
連名者1 | 丸山久一(長岡技術科学大学) |
連名者2 | 橋本親典(長岡技術科学大学) |
連名者3 | 辻幸和(群馬大学) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 369 |
末尾ページ | 372 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき 膨張コンクリートをコンクリートの収縮補償用あるいは、ケミカルプレストレストコンクリート用として使用する場合、膨張量あるいは導入されるプレストレス量を精度良く予測しなければならない。これまでに種々の予測式あるいは膨張モデルが提案されているが、大部分は、一軸方向のみの膨張量しか扱っていないため、二軸方向あるいは三軸方向に配筋されている実構造物に適用する場合には必ずしも充分とは言えない。 本研究は、既往の複合モデルに界面摩擦の概念を取り入れることにより、二軸拘束あるいは三紬拘束状態を受ける膨張コンクリートの膨張性状を予測できる複合モデルを提案するものである。 6.結論 既往の複合モデルでは不可能であった多軸拘束を受ける膨張コンクリートの膨張量を計算する複合モデルを提案した。このモデルは、膨張要素と拘束圧縮要素の界面に摩擦力の概念を導入することによって、外的拘束直角方向の拘束程度を評価できるものである。 今後の課題としては、膨張要素のクリープ係数、弾性係数、高さα等の諸係数に関する理論的検討が必要である。 |
PDFファイル名 | 008-01-0093.pdf |