種別 | 論文 |
主題 | レデーミクストポリエステルレジンコンクリートの製造とその性状 |
副題 | |
筆頭著者 | 大浜嘉彦(日本大学) |
連名者1 | 出村克宣(日本大学) |
連名者2 | 清水晃(日本大学) |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 413 |
末尾ページ | 416 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.はじめに 普通セメントコンクリートに比較して、ポリエステルレジンコンクリートの製造は、不飽和ポリエステル樹脂、触媒、促進剤などの結合材の厳密な調合及び軽量を必要とすること、更に骨材及び充てん材を含む使用材料の貯蔵・保管状態によって製造されるポリエステルレジンコンクリートの性状が著しく変化するなどの難点がある。又、不飽和ポリエステル樹脂及び触媒は消防法に定める第四類第二石油類の危険物に属し、その貯蔵及び取扱いについて、関連法規の厳しい規制を受ける。そのため、ポリエステルレジンコンクリートは、主に、工場で製造されるプレキャスト製品として普及してきた。しかしながら、ポリエステルレジンコンクリートの有する速硬性、早期高強度発現などの優れた性能を考慮すれば、今後、現場施工も増加するものと考えられる。本研究では、上述した諸問題を軽減すべく、又ポリエステルレジンコンクリートの現場施工の用途拡大の一助となるとの考えから、レデーミクスト化を試み、その製造法を確立すると共に、基礎的性状を検討する。 5.結論 貯蔵期間7日までは、20℃で貯蔵可能であるが、その後、28日まで貯蔵する場合には、-20℃で貯蔵することが推奨され、このような条件下で貯蔵することによって、従来の方法で製造した場合と同等の性質を有するレデーミクストポリエステルレジンコンクリートの製造が可能である。図-9には、その製造工程を示す。 |
PDFファイル名 | 008-01-0104.pdf |