種別 論文
主題 スラリー注入鋼繊維補強コンクリートの特性と継手部への利用
副題
筆頭著者 石田裕哉(建設技術研究所)
連名者1 岩瀬裕之(岐阜大学)
連名者2 六郷恵哲(岐阜大学)
連名者3 小柳洽(岐阜大学)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 429
末尾ページ 432
年度 1986
要旨 1.まえがき
 鋼繊維をコンクリートマトリックス中に混入することによりコンクリートの強度や靱性などの力学的特性が改善され、その改善効果は、鋼繊維混入率を増加させれば増大する。鋼繊維を型枠内に詰込んでおき、そこにスラリーを注入することにより鋼織維を体積比で5〜18%混入することのできるスラリー注入繊維コンクリート(以下SIFCONと略す)が最近開発された。
 本研究では、SIFCONの強度や靱性などの力学的特性についての検討を行うとともに、その利用例として鉄筋の継手部へのSIFCONの適用についても検討を行った。
4.まとめ
(1)SIFCONへの鋼繊維の限界混入率は、主にアスペクト比および直径に影響され、形状にはあまり左右されない。
(2)SIFCONは鋼繊維混入率を普通の鋼繊維補強コンクリートよりも飛躍的に増大できるため力学的特性を飛躍的に改善することができる。鋼繊維混入率を増大させることにより、また、スラリーに適量の膨張材を混入することにより、この改善効果は大となる。
(3)両引き試験においては、鉄筋1本当たりの埋込み長さが両引き供試体の引張り耐荷力を支配している。スラリーに膨張材を混入することにより、膨張材無混入の場合よりも埋込み長さを短くすることができる。
PDFファイル名 008-01-0108.pdf


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