種別 | 論文 |
主題 | 超速硬セメントと鋼繊維を用いた吹付けモルタルの諸性状 |
副題 | |
筆頭著者 | 峰松敏和(住友セメント) |
連名者1 | 内田美生(住友セメント) |
連名者2 | 松崎邦彦(住友セメント) |
連名者3 | 佐藤雅男(住友セメント) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 437 |
末尾ページ | 440 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき 最近、コンクリート構造物の劣化が各方面で問題となっているが、これら劣化構造物の耐久性改善を目的とした補修・補強工事も多数実施されている。補修・補強工事の方法としては種々の工法が提案実用化されているが、これらの1つに鋼繊維で補強した超速硬セメントモルタルを吹付け工法で施工する補修方法(以下、超速硬SF吹付け工法と呼ぶ)がある。 本工法による補修・補強工事は鉄道高架橋を主体としてかなりの施工実績があり、工事方法や補修・補強効果の確認試験等についてはすでに報告した。また、この超速硬SF吹付けモルタルの強度性状等に関する報告も存在はするが、実験数が少なく、その性状を十分に把握するには至っていない。 本研究は、このような観点から、超速硬SF吹付けモルタルの諸性状を把握するために実施したフィールドテストの結果について述べるもので、圧縮強度や曲げ強度に及ぼす各種吹付け条件の影響および繊維付着率やリバウンド量等について検討した。また、本工法による補修・補強効果を総合的に判断するためモデル化した梁についての試験も実施した。 4.結論 本報告は、超速硬SF吹付けモルタルの諸性状について述べたが、その結果、種々の特性が明らかとなりより優れた補修・補強効果を得るための吹付け条件を把握することができた。 |
PDFファイル名 | 008-01-0110.pdf |