種別 | 論文 |
主題 | PC9径間連続ループ橋の静的載荷実験 |
副題 | |
筆頭著者 | 池沢昭和(兵庫県) |
連名者1 | 田村章(オリエンタルコンクリート) |
連名者2 | 八田吉弘(オリエンタルコンクリート) |
連名者3 | 林下敦(オリエンタルコンクリート) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 481 |
末尾ページ | 484 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき このほど兵庫県姫路港に完成した飾磨臨梅大橋右岸取付橋は、9径間連続のPC箱桁橋である。本橋は図-1〜3に示すように、橋長265m、道路中心半径43.35m、交角約320°の全円に近い曲線橋であり、連続したPC構造のループ橋としては我国で最初のものである。設計にあたっては、通常の曲げ挙動のみではなく、ねじり挙動にも着目して一連の検討を行っている。しかし、前例のない構造物であるため、未だ解明されていない事項も残されている。 本報告は、橋体工完成後に実施した実橋による静的載荷実験の結果をとりまとめたもので、解析モデルの設定方法について提案するものである。 5.まとめ 本実験の結果から、本橋のように中間支点で1点指示されているPC箱形曲線橋では、その解析モデルについて以下の事柄か明らかになった。 1)骨組形状は1主桁のあばら格子とするのがよい。 2)主桁の曲げおよびねじり剛度は全断面有効としてよい。 3)大断面のゴム支承はその広がりを考慮して、分散したバネとして取り扱うのがよい。 |
PDFファイル名 | 008-01-0121.pdf |