種別 | 論文 |
主題 | ASTM型鉄筋付着試験方法の再検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 大井孝和(愛知工業大学) |
連名者1 | 奥島則之(愛知工業大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 581 |
末尾ページ | 584 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.はじめに 鉄筋コンクリート部材のいわゆるせん断破壊の研究において、鉄筋とコンクリート間の付着応力とすべり量の関係を考慮した解析を行う場合が多くなっている。この場合、解析方法の非常な進歩にもかかわらず、解析に適用すべき、さまざまな応力状態のもとにおける鉄筋とコンクリートの付着性状について、実験データの蓄積はまだそれほど多いとはいえない。この目的の実験データ多く蓄積するために、簡単で精度の高い試験方法の開発が望まれている。 筆者等は、そのような試験方法に発展させうる高い可能性を持つものとして、ASTM型鉄筋付着試験方法に興味を抱いている。その可能性を追求するためには、種々の検討すべき項目が数多くあるであろうが、ここではまず、原型ともいうべきASTM規定の鉄筋引抜試験を行い、その測定結果から一般化された付着応力-すべり関係を導くことができるかどうか、またそのために必要な測定精度を得られるかなどの点について基礎的な検討を行った。その結果について以下に報告する。 5.結び 何ら特別な変更を加えないASTM型鉄筋付着試験方法による測定結果から、一般化された付着応力-すべり関係を求める可能性について調べる目的で、実験と簡単な解析を行い、一応の結果を得た。今後、更に検討を進めて、鉄筋の付着性状を研究するために実験的手法の整備に努めたい。 |
PDFファイル名 | 008-01-0146.pdf |