種別 | 論文 |
主題 | せん断補強筋末端部の各種フック形状の定着性能に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 亀田登与三郎(明治大学) |
連名者1 | 小倉弘一郎(明治大学) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 601 |
末尾ページ | 604 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき 本研究では、鉄筋コンクリーと部材におけるせん断補強筋果的配筋法を確立するための検討資料を得る目的で、補強筋末端定着部に注目し、あばら筋末端のフック形状を変化させたほゞ実大断面寸法の梁の曲げせん断試験を行なった。 測定はあばら筋定着部のすべり性状に重点をおいている。 実験結果より耐力・変形に及ぼすフック形状の影響、あばら筋定着部の主筋と直交方向のすべり挙動について比較検討した。また既往実験によるあばら筋定着部を想定した引抜定着試験との比較検討を行なった。 4.まとめ 以上、比較的低いコンクリート強度で行なった本実験の範囲では次のことがいえる。 1)135°フック定着の場合、規準で示される標準余長(6d)であれば部材の耐力・変形性状に及ぼす定着性能は溶接閉鎖形とほぼ同等の結果が得られた。 2)90°フック定着の場合、標準余長(8d)では135°フック定着に比較して定着性能はかなり劣る結果を示した。 3)フック定着部と対峙する中間折曲げ部のすべりも大きく、定着部とほぼ近いすべり量を生ずることが認められた。 |
PDFファイル名 | 008-01-0151.pdf |