種別 | 論文 |
主題 | RC柱・はり外部接合部におけるはり主筋の定着性能に関する実験的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 角徹三(豊橋技術科学大学) |
連名者1 | 大山哲(東海) |
連名者2 | 牧村幸二(名工建設) |
連名者3 | 八代宗明(戸田建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 641 |
末尾ページ | 644 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.序論 RC柱・はり外部接合部におけるはり主筋の定着の仕様は、地震時の接合部の定着性能やせん断抵抗性状に大いに影響するため、合理的な配筋詳細の原則の提示が求められている。著者等は8件の外部接合部試験体についての実験結果を昨年度の年次講演会に発表したが、その後、水平投影長さ(Lb)や余長部長さ(T)の数を増し、かつ、新たに柱せいおよび曲げ内法半径を実験変数として加え、計20体についての外部接合部を含む単位架構の耐力・変形性状に影響する諸因子について詳細な検討を行った。それらのうち、ここでは、水平投影長さ、余長部長さおよび柱せいの影響について得られた知見を示す。 5.結論 計20体のRC外部接合部を含む単位架構の正負交番繰り返し実験より、1)接合部の耐力・靱性確保の点から水平投影長さは極めて重要な因子であり、これが、11d〜13dの範囲にあれば余長部長さが重要な意味を持つ。2)定着仕様が同一であっても柱せいの寸法が耐力・靱性に微妙に影響する場合がある。3)慣用の下端筋の曲げ下げ定着は上端筋に比べて耐力・靱性とも低下する傾向があり、そのための対策が不可欠である;等の知見を得た。 |
PDFファイル名 | 008-01-0161.pdf |