| 種別 | 論文 |
| 主題 | 異種構造部材で構成される接合部の補強効果に関する研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 植岡豊博（能勢建築構造研究所） |
| 連名者1 | 西村泰志（大阪工業大学） |
| 連名者2 | 南宏一（大阪工業大学） |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 8 |
| 号 | 0 |
| 先頭ページ | 653 |
| 末尾ページ | 656 |
| 年度 | 1986 |
| 要旨 | 1.序 既報では、柱が任意の鉄骨量を有する鉄骨鉄筋コンクリート(以下SRCという)はりが純鉄骨(以下Sという)で構成された卜字形および十字形骨組を用いて実験を行い実験結果より、柱が鉄筋コンクリート(以下RCという)はりがSで構成される骨組の最大耐力およびエネルギー消費能力は、柱材に鉄骨を含む試験体に較べて急激に低下することが示された。本報は、柱RCはりSで構成される卜字形および十字形骨組の接合部内に補強材を取り付け、その補強材が最大耐力および骨組のじん性にどのような影響を与えるかを実験的に明らかにし、また、既報で提案された耐力評価法が補強材を取り付けた場合においても妥当であるかを検討するものである。 5.結論 1)柱RCはりSで構成される骨組の接合部内に補強材を取り付け実験を行った結果、ト字形、十字形骨組ともアンカー筋取り付けの補強法が最も有効で、最大耐力およびエネルギー消費能力に関して補強法なしの試験体に較べて著しい上昇が観察された。また、スタットボルド取り付けの補強法は、接合部としてのじん性の向上に多少寄与することが示された。 2)既報で提案された耐力評価法は、補強材を取り付けた試験体に対しても解析値は実験値をよく評価できることが示された。 |
| PDFファイル名 | 008-01-0164.pdf |