種別 論文
主題 八戸工業高等専門学校南棟の地震被害に関する考察
副題
筆頭著者 定本照正(竹中工務店)
連名者1 境有妃(東京大学)
連名者2 南忠夫(東京大学)
連名者3 青山博之(東京大学)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 749
末尾ページ 752
年度 1986
要旨 1.序論
 1968年十勝沖地震で披害を受けた八戸工業高等専門学校(以下、八戸高専と略称する)についての調査・研究は、被災直後から行なわてきたが、当時の解析では南棟の1スパンを解析しているにとどまっており、各部材のせん断耐力も、軸力の考慮の有無、係数の違い等により、低く見積もられていた。それにもかかわらず、八戸港湾で記録された地震動による応答ではたいした披害も認められなかった。一方、超高層建築物や原子力発電所といった大規模構造物の建設が近年盛んに行なわれており、その耐震安全性の面でも、建設場所の地域性、入力地震動の強さ等に関心がもたれている。
 そこで本研究では、立地地盤による地震動への影響をも考慮に入れて八戸高専南棟の応答解析を再度行い、その地震披害を検討したのち、入力地震動について考察を加える。
6.結論
 以上のことより、次のことがいえる。
(1)八戸高専南棟が1968年の十勝沖地震で大きな被害を受けた原因は、コンクリート強度が設計強度よりも低かったこと、短柱にせん断力が集中したこと等の、建物に関する原因以外に、立地表層地盤による地震動の増幅が大きかったことがあげられる。
(2)脆性部材を含む建物をモデル化してその応答を比較する場合、脆性部材をあらわす履歴モデルと人力地震動との関係により応答結果に大きな違いが生じる。
(3)八戸高専南棟のような短周期建物では、最大速度よりも最大加速度による規準化のほうが、その応答値は良好な結果を示す。
PDFファイル名 008-01-0188.pdf


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