種別 | 報告 |
主題 | 深海底-4000mにおける特殊水中モルタルを用いた傾斜計の設置 |
副題 | |
筆頭著者 | 大橋清一(五洋建設) |
連名者1 | 草野守夫(五洋建設) |
連名者2 | 小掘光憲(五洋建設) |
連名者3 | 尾崎彰(五洋建設) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 8 |
号 | 0 |
先頭ページ | 905 |
末尾ページ | 908 |
年度 | 1986 |
要旨 | 1.まえがき KAIKO計画II(日仏日本海溝協同調査)の一環として、高分子増粘剤を添加して水中で不分散性を有する特殊モルタル(以下.特殊水中モルタルと称す)を用いて、-4000mの深海底に傾斜計・地震計を設置する機会を得て、昨年の8月、襟裳海山に傾斜計2台、地震計1台を設置した。 傾斜計等の設置に際しては、深海という未知の世界における特殊水中モルタルの性状把握とその運搬・打設とすべてが新しいことへの挑戦であった。 本報告では、深海底での低温、高圧下におけるモルタルの諸性状の変化を考慮した配合の選定および運搬・打設システム等について得られた知見を述べる。 6.まとめ 本報告は、-4000mという深海の環境下(高圧力、低温)における特殊水中モルタルの施工に当っての諸問題の検討結果について述べた。特に、高圧力下におけるモルタルの諸性状については、セメントの凝結が促進されること、硬化体の組織は常圧力下で見られる一般の水和生成物とは全く異なり、緻密な組織が形成されていることがわかった。 |
PDFファイル名 | 008-02-0227.pdf |