| 種別 | 論文 |
| 主題 | 高強度コンクリートの力学的性質・耐久性に関する研究 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 加藤武彦（熊谷組技術研究所） |
| 連名者1 | 佐藤孝一（熊谷組技術研究所） |
| 連名者2 | 渡部聡（熊谷組技術研究所） |
| 連名者3 | 河口俊郎（熊谷組技術研究所） |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 9 |
| 号 | 1 |
| 先頭ページ | 145 |
| 末尾ページ | 150 |
| 年度 | 1987 |
| 要旨 | 1. はじめに 近年、超高層鉄筋コンクリ−ト建築物を対象とした設計基準強度360Kg/cm2以上の高強度コンクリートの実用化研究が種々行われており、その施工性・物性についてもいくつかの報告がなされている。一方、高強度コンクリートを実際の構造物に適用する場合には強度確保のみならず、構造物の耐久牲を確保するための品質・性能も重要となってくるが、それらについての研究は十分になされているとは言えない。そこで、本研究では、設計基準強度360〜420Kg/cm2クラスの高強度コンクリートについてその力学的性質および耐久性を明らかにすることを目的として種々の実験・検討を行った。なお、耐久性については、透水型枠(テキスタイルフォーム)を使った実験も行い高強度コンクリートの品質向上効果の検討を行った。 4.結論 (1)柱状試験体の躯体強度は、標準供試体に比べて大きな低下は見られない。 (2)圧縮強度に対する各種強度の比率は、圧縮強度か大きくなるに従い小さくなる。 (3)線膨張係数、クリープ係数、乾燥収縮等は、水セメント比による違いはあまり見られない。 (4)高強度コンクリートは、富調合となるため、通常の強度範囲のコンクリートに比べ耐久性は向上する。また、テキスタイルフォームを用いた試験体の表層部は若材令時から高い強度を示し、合板型枠に比べ、中性化、凍結融解に対する耐久牲が格段に向上する。 |
| PDFファイル名 | 009-01-1026.pdf |