種別 | 論文 |
主題 | コンクリート中への塩素イオンの浸透に関する実験的及び解析的研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 大城武(琉球大学工学部) |
連名者1 | 堀園義昭(琉球大学大学院) |
連名者2 | 谷川伸(東亜合成化学工業研究所) |
連名者3 | 永井健太郎(東亜合成化学工業研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 9 |
号 | 1 |
先頭ページ | 369 |
末尾ページ | 374 |
年度 | 1987 |
要旨 | 1.まえがき 近年、鉄筋コンクリート構造物の塩害による劣化が社会的に大きくクローズアップされ、その耐久性が再考されている。本研究は、塩害の主要因である塩素イオンのコンクリート中への浸透過程を解明することを目的とし、実構造物の暴露試験、塩水噴霧による乾湿繰り返し促進試験及び拡散方程式の差分法による数値解析等を行い、試験と解析結果との相関性について論述している。 7.まとめ 暴露構造物の試験では、塩分の浸透が著しく大きいことが明らかになり、また、自然電位測定結果は、鉄筋腐食の環境の悪化を示している。本提案の数値解析は、スライス片の浸漬試験の結果を用いて暴露構造物の塩分量をシミュレートすることを可能としている。さらに、この解析法を塩水噴霧・乾燥繰り返し試験に適応し、その解析値と測定値の比較検討を行っている。 これらの数値解析は、初期条件を経時的に変化させて解析することが可能で、解を比較的容易に求めることができる合理的な方法である。 |
PDFファイル名 | 009-01-1065.pdf |