種別 論文
主題 アクリルゴム系塗膜材被覆によるコンクリートの塩害防止効果
副題
筆頭著者 谷川伸(東亜合成化学工業研究所)
連名者1 永井健太郎(東亜合成化学工業研究所)
連名者2 宮沢健(東亜合成化学工業研究所)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
9
1
先頭ページ 411
末尾ページ 416
年度 1987
要旨 1.まえがき
近年、塩害による鉄筋コンクリート(以下RCと略す)構造物の劣化が大きな社会問題となっている。主原因は飛来塩分の浸透、及び海砂、セメント混和剤使用による初期混入塩分である。RC構造物の長期耐久性を塩害発生環境下で確保するには、鉄筋の腐食要因である塩分、水分、酸素の外部からの浸透を阻止することが必要である。対策法の一つとして、コンクリート表面の塗装被覆が提唱されており、最近では下地コンクリートにひび割れを発生しても追従できる高弾性型塗膜材へと志向している。しかし、これら材料に関して、RC構造物に対する塩害防止機能は勿論、塗膜材自体の耐久性能等、系統的に検討されていない状況で不明確な点が多かった。
本報では、アクリルゴム系塗膜材を中心に、各種高弾性塗膜材自体のひび割れ追従機能の耐久性能、及びRC供試体被覆による塩害防止性能を、塩害促進試験、5年間の実暴露試験等により、総合的見地に立って検討した。

4.まとめ
(1)コンクリートひび割れに対する追従性能を有するゴム状高弾性塗膜材は、中塗材によっては、オゾン、紫外線による劣化を受け、上塗材で覆われていても、その機能を失うものがあることがわかった。(2)高弾性塗膜材被覆によるRC供試体に対する塩害防止機能を塩害促進試鹸によって検討した結果、しゃ塩性が極めて優れているといわれるエポキシ樹脂に比較して同程度の性能を有することがわかった。(3)特に、アクリルゴム系塗膜材については、5年間の海水浸漬、屋外暴露試験により、塗膜材の耐久性を含め、混入塩分0.8%程度までは、塩害防止機能を十分に発揮することが確認できた。
PDFファイル名 009-01-1072.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る