種別 論文
主題 せん断変形を伴うコンクリート破壊域の軟化特性と構成式
副題
筆頭著者 李宝禄(東京大学大学院)
連名者1 LIM Teng Boon(PCS Singapore)
連名者2 前川宏一(東京大学工学部)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
9
2
先頭ページ 103
末尾ページ 108
年度 1987
要旨 1.はじめに
少数のひびわれが鉄筋コンクリート(以下、RCと呼ぶ)の破壊性状に大きく関連している場合、変形が局在化しているひびわれ領域を接合要素に置き換えて有限要素解析が行われる(図1参照)。従来の接合要素構成式の多くは専らひびわれ領域に直交方向の変形のみを取り扱ったものがほとんどであった[2]。しかし、RC部材のせん断ひびわれ破壊域では、さらにひびわれに平行な方向のせん断変形が加わる。
本研究では、コンクリートに発生するひびわれ領域に対して、せん断変形を伴う状況下で巨視的なひすみ軟化モデルを提案し、せん断膨張性状と経路依存性について検討を行った。なお、現象の理解を深める意味で、モルタルの挙動を併せて検討し、接合要素のための構成式導出を行った。

4.まとめ
せん断変形を伴うひびわれ破壊域の軟化挙動を摩擦挙動と連続体としての挙動に整理して、離散ひびわれモデルにおける接合要素のための構成式導出を試みた。
最大せん断応力に達したコンクリートは、ひびわれの進展とひびわれ面の形状の変化によって、連続体から非連続体に徐々に変化していく。この変化率を状態量Dによって表現する手法を提案した。更に状態量Dによって、微小ひびわれに起因する不連続変位成分の進行速度ならびに進行方向を表現することで、履歴依存型の増分構成式を得た。
適用材料としてはコンクリート、モルタルを挙げ、材料定数をそれぞれ表1に提示した。なお、軽量コンクリート、高強度コンクリートの材料定数は、モルタルのそれと等しいとしてよいことが確認された。
PDFファイル名 009-01-2018.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る