種別 | 論文 |
主題 | 張出しを有するRCばりのせん断強度に関する研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 古内仁(北海道大学工学部) |
連名者1 | 角田与史雄(北海道大学工学部) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 9 |
号 | 2 |
先頭ページ | 341 |
末尾ページ | 346 |
年度 | 1987 |
要旨 | 1.まえがき 鉄筋コンクリート部材のせん断強度および破壊形態に関する研究の発展は目ざましいものがあり、従来に比べて優れた設計法の提案が種々成されている。しかし、実験は主に単純ばりのせん断耐荷挙動などに集中しており、連続ばりのように中間支点に曲げモーメントが作用する場合のせん断強度などの研究については極めて少なく、なお不明確な点も多い。 本研究は、鉄筋コンクリート連続はりの様な中間支点に曲げモーメントが作用する場合のせん断強度を調べるため、鉄筋コンクリート張出しばりを用いて実験を行い、その結果を考察したものである。 4.まとめ 1)支点曲げモーメントを有するはりのスパン内一点載荷の場合のせん断強度算定法として(1)式および(2)式中のa/dをa1/dまたはa2/dの大きい方に置き換えて算定する方法が有効である。 2)スパン内多点載荷のせん断耐力算定法の一例として、線形被害則の考えに従った計算を示した。基本的にはこの方法による計算は有効と思われるが、破壊ひびわれが荷重の拘束を受ける場合には、実際のせん断耐力が上回ると考えられる。 |
PDFファイル名 | 009-01-2058.pdf |