| 種別 | 論文 |
| 主題 | 形状非線形性を有するコンクリート構造物の耐震設計 |
| 副題 | |
| 筆頭著者 | 早川淳一(東京都立大学大学院) |
| 連名者1 | 山崎淳(東京都立大学工学部) |
| 連名者2 | |
| 連名者3 | |
| 連名者4 | |
| 連名者5 | |
| キーワード | |
| 巻 | 9 |
| 号 | 2 |
| 先頭ページ | 441 |
| 末尾ページ | 446 |
| 年度 | 1987 |
| 要旨 | 1.目的 本研究の目的は構造物のP-δ効果のうち、幾何非線形性の影響が地震応答に及ぼす影響を研究することである。その方法として、幾何非線形性を顕著に示す構造物の一例として軟弱地盤中、または水中の杭基礎構造物を想定し、マトリックス構造解析により荷重-変位関係を求め、それを理想化して地震応答解析を行い、幾何非線形性による荷重-変位関係の特性と構造物の地震応答との関係を見いだそうとする。それにより、耐震設計における設計荷重の定め方の論拠を得ようとするものである。 11.結論 細長い柱を有する構造物を例として、増分解析により求めた荷重-変位関係の幾何非線形性を2次放物線で近似し、この場合の応答解析をエルセントロ地震波およびメキシコ地震波に対して行った。幾何非線形性を等価の線形に置き換えるとすれば、減衰定数hを0.0366とし、等価の固有周期としては原点での接線剛性により求めた値の(1.1)2倍の値を用いれば、正弦波に対する応答倍率は一致した。エルセントロ地震波については、もっとも危険な周期についても幾何非線形構造に対して70%程度の値となり、メキシコ地震波については、逆に幾何非線形構造に対して132%程度と近似法による等価の線形構造の方が大きくなり、その誤差は30%程度である。土木学会規準の材料非線形におけるダクティリティーμ=2.0に対し、この幾何非線形を等価の線形に置換した時の減衰定数はダクティリティーμ=1.28に相当する。この等価のタクティリティーの違いにより、耐震設計荷重としては、メキシコ地震波において1.88倍、エルセントロ地震波において1.26倍となることが示された。 |
| PDFファイル名 | 009-01-2076.pdf |