種別 | 論文 |
主題 | 勒性に依存する鉄筋コンクリート造建築物の耐震設計法 |
副題 | |
筆頭著者 | 青山博之(東京大学工学部) |
連名者1 | 小谷俊介(東京大学工学部) |
連名者2 | 久保哲夫(名古屋工業大学工学部) |
連名者3 | 壁谷沢寿海(横浜国立大学工学部) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 9 |
号 | 2 |
先頭ページ | 447 |
末尾ページ | 452 |
年度 | 1987 |
要旨 | 1.はじめに 土木学会では1986年に限界状態設計法による標準示方書[1]が刊行されたが、建築の分野では建築基準法施行令の改正(いわゆる新耐震設計法)[2]にも拘らず、その設計法は基本的には許容応力度法を踏襲しており、世界の趨勢である終局強度設計法あるいは限界設計法に遅れを取っている。そこで、日本建築学会では1981年以来終局強度型の耐震設計法を開発する作業を進めている。 本論文は、建築構造物を対象とした終局強度型の耐震設計法を開発する目的で、1983-1985年度の科学研究費補助金(総合研究A、研究代表者:青山博之)を受けて行った「靭性に依存する鉄筋コンクリート造建築物の耐震設計に関する研究」[3]の成果(耐震設計指針案)から、耐震設計の考え方についてまとめたものであり、使用している数値は暫定的なものである。 6.結論 構造物が想定した全体崩壊機構により必要な保有耐力を満たすように塑性変形を許容する部位(塑性ヒンジ)の強度と靭性を確保し、設定した降伏モード以外の破壊を起こさないような部材強度を確保する設計方法を開発し、その考え方を述べた。 |
PDFファイル名 | 009-01-2077.pdf |