種別 | 報告 |
主題 | 特殊水中コンクリートの長距離流動実験について |
副題 | |
筆頭著者 | 福留和人(間組技術研究所) |
連名者1 | 喜多達夫(間組技術研究所) |
連名者2 | 大崎幸雄(間組技術開発部) |
連名者3 | 宮野一也(間組技術研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 9 |
号 | 1 |
先頭ページ | 277 |
末尾ページ | 280 |
年度 | 1987 |
要旨 | 1.まえがき 高分子化合物を添加した特殊水中コンクリートは、優れた水中分離抵抗性と流動性を有しており、水中に直接打設しても水質汚濁が少なくかつ高品質なコンクリートの施工が可能である。また、高性能減水剤を添加することにより流動性およびセルフレベリング性をさらに改善できる。したがって、この特長により、特殊水中コンクリートを打設面積の広い大型海洋構造物に適用する場合、トレミー間隔を大きくとることが可能となり、施工を簡略化することができるものと考えられる。本実験では、特殊水中コンクリートを大型海洋構造物に適用する場合の施工性および品質を確認することを目的として15mの長距離流動実験を実施した。本報では、今回得られた実験結果と若干の考察について述べる。 4.まとめ 特殊水中コンクリートを長距離流動させたときの施工性および品質を確認することを目的に実験を実施した。その結果、優れた流動性および充填性を有することが確認できた。また、品質については、流動距離が15mになるとやや低下がみられるものの、その低下率も小さく、品質の低下を見込んだ配合の設定を行うことによって充分対応が可能であり、今後の大型海洋構造物への適用に対して大きな収穫があったと言える。 |
PDFファイル名 | 009-02-1048.pdf |