種別 報告
主題 ヒューム管における管体コンクリートの圧縮強度管理用供試体の選定実験
副題
筆頭著者 福沢公夫(茨城大学工学部)
連名者1 沼尾達弥(茨城大学工学部)
連名者2 石井義章(全国ヒューム管協会)
連名者3 山田悟(全国ヒューム管協会)
連名者4  
連名者5  
キーワード
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先頭ページ 527
末尾ページ 530
年度 1987
要旨 1.実験の目的
コンクリート製品の本体強度の管理に用いる供試体は、製品と同等の締め固めおよび養生の条件で製造した供試体を用いることとされている1)。ヒューム管のように遠心力締め固めを行なう場合は、製品と同一の養生を行なう遠心供試体を用いることになる。しかし、この供試体を作るには、供試体専用の遠心機が必要であり、また重量が大きいため移動設備も必要であるなど品質管理を行なううえで制約となっている。そのような場合、製品の強度との関係が確認した取り扱いの容易な供試体を用いて品質管理を行なうことが考えられる。本実験は、製品強度と供試体強度の関係を把握し、ヒューム管の管体コンクリートの強度管理に適した方法を提案するものである。

4.まとめ
(1)ヒューム管本体の強度と製品と同一養生を行なった遠心供試体の強度は、ほぼ等しいものと考えられる。
(2)遠心供試体と製品と同一養生を行なった円柱供試体の間には、直線関係がある。前者をY、後者をXとするときの両者の関係は次式で与えられる。
Y=114+0.883X
(3)したがって、ヒューム管の管体コンクリート強度は、製品同一養生を行なった円柱供試体の強度から上記の回帰式を用いて推定することができる。
PDFファイル名 009-02-1094.pdf


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