種別 | 報告 |
主題 | 小さなH形鋼を用いた鉄骨鉄筋コンクリート柱及びはり部材のせん断破壊性状に関する実験研究 |
副題 | |
筆頭著者 | 松崎育弘(東京理科大学工学部) |
連名者1 | 高橋亘(東京理科大学大学院) |
連名者2 | 別所佐登志(鹿島建設技術研究所) |
連名者3 | 畠本斉(鹿島建設技術研究所) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 9 |
号 | 2 |
先頭ページ | 375 |
末尾ページ | 378 |
年度 | 1987 |
要旨 | 1.まえがき 鉄筋コンクリート(RC)系構造による20〜40F程度の高層集合住宅の開発研究が進められている。筆者らは前報1)において、それらの高層建物を対象として高強度コンクリートと拘束性の良い配筋形式とを組合わせた高軸力下の柱及びはり部材のせん断耐力評価のための実験研究結果を報告した。引き続き本報では部材の強度及び靭性を向上させる構法として、断面中央に小さなH形鋼を配した高軸力下でのSRC柱及びはり部材のせん断実験を行ったのでその結果を報告する。 6.まとめ 小さなH形鋼を用いた柱及びはり部材において、鉄骨は耐力の上昇に対しあまり寄与していないが、大きな靭性は有している。各負担せん断力では、H形鋼は曲げ降伏より求まるせん断耐力を上回っているが、RC部分は割裂ひび割れの影響により耐力が低下する場合もあり、せん断耐力評価式に関しては、その検討も大切である。 |
PDFファイル名 | 009-02-2064.pdf |