種別 論文
主題 アンボンドPCスラブの有限要素解析
副題
筆頭著者 上田正生(北海道大学工学部)
連名者1 山本俊彦(東急建設技術研究所)
連名者2 井手斉 (清水建設設計本部)
連名者3  
連名者4  
連名者5  
キーワード
11
2
先頭ページ 411
末尾ページ 416
年度 1989
要旨 はじめに
曲線形状テンドンを有するPC(PPCおよびPRCを含む)スラブ構造は、今日、土木のみならず建築の分野においても、大スパン空間構築のための有用な構造形式の一つとして見直され、比較的多くの使用例が見受けられるようになった。特に最近では「建築学会プレストレスト(鉄筋)コンクリート設計・施工規準(指針)・同解説」が刊行されるに及び、PCスラブの設計環境は、今や可成り整備された状態にあるものと見做すことができる。しかし乍ら同規準には、連続スラ部のうちでも設計の最も容易な“中央スラブ''の計算手順についてしか記載されていないため、実際にこの種のスラブを採用しようとすると、設計者は「“端部”と“隅角部”のスラブの取り扱い」に苦慮するのが常のようである。したがって、この問題を解決するためにはまず、実際のスラブの周辺支持条件を容易に考慮しうる「曲線テンドンを有するPCスラブの解析手法」を確立することが必要のように思われる。上記の目的を達成するための一助として、本論文では、著考等が開発した「補強材のすべりを考慮した曲線テンドンを有するPCスラブの有限要素解析」について報告し、更にモデルPCスラブの数値計算例を掲げて若干の検討・考察を行ってみる。
まとめ
本論文では、補強材の付着すべりを考慮した曲線テンドンを有するPCスラブの有限要素解析手法を提示し、一連続PCスラブの数値計算例を掲。げて、周辺支持条件の違いが緊張力導入時のPCスラブのカ学性状におよぼす影響を例示して若干の考察を加え、本解析法が、この種の問題の有用な解明手段であることを明らかにした。
PDFファイル名 011-01-2068.pdf


検索結果へ戻る】 【検索画面へ戻る