種別 | 論文 |
主題 | 信頼性解析によるコンクリートの劣化予測の検討 |
副題 | |
筆頭著者 | 桜井宏(北見工業大学) |
連名者1 | 鮎田耕一(北見工業大学) |
連名者2 | 佐伯昇(北海道大学) |
連名者3 | 阿部誠(北見工業大学大学院) |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 1 |
先頭ページ | 965 |
末尾ページ | 970 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに コンクリート構造物の耐用年数予測評価は、コンクリート構造物の維持管理や耐久性設計に必要不可欠であり、この時の中心的な検討内容には劣化予測がある。本研究では劣化予測を信頼性理論により、一例として寒冷地海洋環境下の曝露実験による表面剥離深さの測定データを用いて、理論的に検討を行う。 4.まとめ 信頼性理論によるコンクリートの劣化予測の一例として、寒冷地海洋環境下の暴露実験による表面剥離深さの測定データを用いた検討結果を以下に示す。 1)設定値を上回る剥離深さの度数分布に対しワイブル分布の確率密度関数が良く適合した。 2)信頼度関数の共変量として水セメント比、酸化第二鉄をとりそれぞれが有意水準1%以内で抽出され、各々の共変量の係数は水セメント比が負で、酸化第二鉄が正であった。 3)剥離深さの平均値の経年変化と、平均値と等しい剥離深さの設定値の信頼度関数の信頼度50%が、ほぼ等しい年数で適合しており信頼性解析の精度が高いことが確認できた。 |
PDFファイル名 | 016-01-1160.pdf |