種別 | 報告 |
主題 | 遠心成型薄肉プレキャストコンクリート型枠の適用検討報告 |
副題 | |
筆頭著者 | 鈴木忠彦(清水建設) |
連名者1 | 村山重春(テイヒュー) |
連名者2 | |
連名者3 | |
連名者4 | |
連名者5 | |
キーワード | |
巻 | 16 |
号 | 1 |
先頭ページ | 777 |
末尾ページ | 780 |
年度 | 1994 |
要旨 | 1.はじめに 鉄筋コンクリート工事では、合板型枠を使用することが従来より行われている。しかし、型枠工事を含めての建設廃材の削減、森林資源の確保、不足する熟練作業者への対応などにより、型枠工事についても合理化が必要となってきた。本報告は、これらの改善を目標として実施した、コンクリート打設後に取り外しをしないセメント系の埋込み型枠における、遠心成型薄肉プレキャストコンクリート型枠(厚さ3cmから4cm)の、製造方法の概要、成型品の各種試験結果、および約1000本を使用した適用事例についてまとめたものである。 5.まとめ 1)遠心成型方法によって、平板および中空柱型の厚さ3cmおよぴ4cmの、薄肉プレキャストコンクリート型枠を製造する技術を確立することが出来た。(2)薄肉プレキャストコンクリート型枠は、構造体断面を大幅に変更することなく埋込み使用出来る。(3)打設高さあるいは打設速度を小さくすることによって、コラムクランプなしでも型枠へのひび割れ発生を防止することが出来る。しかし、打設速度の調整が困難な場合は、簡単な周辺拘束をする必要がある。(4)開口部を設けることによって、柱と耐震壁との一体化が可能である。(5)緻密な部材が形成されるため、耐久性向上に有効である。 |
PDFファイル名 | 016-02-1128.pdf |