種別 委員会報告
主題 「エココンクリート研究委員会報告」
副題
筆頭著者 玉井元治(近畿大学)
連名者1 水口裕之(徳島大学)
連名者2 出村克宣(日本大学)
連名者3 岡本享久(日本セメント)
連名者4
連名者5
キーワード
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先頭ページ 19
末尾ページ 28
年度 1996
要旨 1992年6月リオの地球環境サミットで、世界は地球環境時代にふさわしい努力を約束し、我国では、1993年11月環境基本法を成立させ、基本概念として「健全で恵み豊かな環境の恵沢を現在及び将来の世代が享受できるようにすると共に、人類共有の基盤である有限な地球環境を将来にわたって維持する」とし、人類の持続的発展を目指して、地球を汚染せず動植物との共生を図り、自然浄化能を回復することが大きな課題となってきた。地球環境とコンクリートとの関係は、セメント、骨材の原材料、セメントの製造と二酸化炭素の排出、産業副産物の利用、コンクリートからのリサイクル等種々あるが、前述のような現況に鑑み、生物との接点を持つことが可能なコンクリートの研究を進めるため「エココンクリート研究委員会」を設置し、次のような3つの作業部会を設け研究を行ってきた。1)定義とフィロソフィー(概念)に関する検討(幹事:水口裕之、堺孝司) (地球環境問題、持続可能な開発と材料、エコマテリアル、エココンクリート、等) 2)エココンクリートの用途と要求条件の検討(幹事:出村克宣、金子文夫) (概要、生物適応型および環境負荷低減型エココンクリート、利用形態と要求性能、等)3)ポーラスコンクリートの適用に関する検討(幹事:岡本享久、安田登) (ポーラスコンクリートの適用上の要求項目、物性試験方法、文献調査結果、等) これらの検討事項は、コンクリート材料の物性のみならず陸域や水域に棲息する生物との接点に関する学際的課題等、複雑な問題を含むため、本委員会各種領域の方々に参加をお願いした、委員会の活動期間は1994年4月から2年間に、本委員会を7回、1〜3の各作業部会をそれぞれ8回、7回、開催し、委員会報告書を取り纏めた。
PDFファイル名 018-03-0004.pdf


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